『うぐっ!!ま、ま、まずいぃぃぃぃ!!』

そう思わず叫んでしまうほどまずかった料理。
見栄えはあんなにおいしそうだったのになぜ・・・・・・っ
なんて考えていると、なんだか今度はお腹が痛くなってきた。
そしてさらに頭痛がし、めまいがし、気持ち悪くなり・・・・・。
食中毒かとも思われるこの症状。
一体・・・・・。

「?どうした?」
そこにロカが現れる。
だがしゃがみこんでいるあなたの表情を見ると、ロカは急にがばっと立ちあがりシエルのほうをむいた。
「シエル!お前、もしかして・・・・料理つくってこっそり置いておいただろう!」
シエルは一瞬ぎくっとしてゆっくりと恐る恐るロカのほうを振り返った。
「あ、やっぱり・・・・わかる?」
「あたりまえだ。しかもかなりの量を紛れ込ませていたな?
・・・・まわりが全員倒れてる」
あなたはもう痛みで周りが見られないけれど、確かにその耳には苦しそうなうめき声やらなにやらが聞こえてくる。

ロカはもう一度あなたの横にしゃがみこむと、ことの真相を語り始めた。
「すまない、シエルの料理は殺人的にまずいんだ・・・・・。
しかも食中毒のごとく質の悪い症状までひきおこしてしまう。
さらにあいつは舌も悪いから味見してもわからないらしい。
だが器用だから見かけだけは美しく作れるという、悪質極まりないものなんだが・・・・・」
「そこまで言う?」
シエルはぼそりとつぶやいたが、この料理はそこまで言ってもおかしくないくらいにまずかった。
ほんっと〜〜〜にまずかったのだ。

最後、気を失う前に聞いた言葉は・・・・・
「一体あの普通の食材から、なぜこのようなものを作れるのか・・・・・、理解できないな」
そんなため息まじりのロカの声だった・・・・・。


シエルエンディング
見事シエルエンディングとなりました。
おめでとうございます!!
・・・って感じでもないですが(笑)
どうぞシエルの情報をお楽しみください。




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