『おおっ!うまい、うますぎる!!』

と叫んでしまうほどに感動したあなた。
あたりにあるまるで高級レストランのディナーようなメニューに感動しながらがっついていると、
「どう?その様子だとかなり気にいったみたいだけと?」
とレイが声をかけてきた。
料理は確かにおいしかったのでレイにそう伝えると彼はなぜかとても満足そうだ。
「だろうね。まあこのあたりにあるのはロカ様の作ったものだから当たり前だけど」
「そうそう、ロカの料理は最高なんだからっ!
そういえばレイの料理もおいしいんだよね」
「いきなりはいってこないでくれる?」
レイは少し憮然とした顔をしたが、特にそんなに気にしてはいないらしい。
「まあいいけどさ」
と話を元に戻す。
「僕の作ったのはあっちのほうにあるから、気が向いたら食べなよ。じや」
それだけ言うとレイはさっとその場を去っていった。

とりあえずせっかく言われたのでレイの料理を食べようとその方向に目をやる途中、ちょうどシアと目が合う。
「あ、レイさんの料理ならあっちにありますよ」
そうシアが指さした先にはテーブルにはおいしいそうな料理と、
酒を持ってまんべんの笑みで手招きするカールアの姿が見え・・・・てしまった。
ここであからさまに戻るわけにはいかず、カールアのところに行ってみる。
カールアはそれを見るとそそくさとなにかを用意し始めた。
・・・もちろん酒である。
カールアは両手に『愛用特別特大ジョッキ』を差し出してきた。
「まあ飲めや。金は気にすんな。全部ザイルもちだから」
そのセリフのわずか0.5秒あと、見事に遠くから抗議の声が聞こえてきた。
「カールア!お前また俺もちかっ!!」
だがカールアはそんなことは気にしない。 「ザイルあんなこといってるけどよ、結局払ってくれるから安心しろよ」
カールアは軽くウィンクすると、またしても特大ジョッキになみなみと酒をつぎ旅立っていった。
どうやらほかの者にも渡しにいったらしい。
それから30分ほど、かつてないペースで飲み続けた。
もちろんカールアが飲ませているからペースが早いのだが。


そんなハイペースにあなたは?


「ふっ、まだまだ!」と、この場に居続ける。

「うっ、気分悪っ」ということで外にでてみる。




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