大貴族の性格破綻魔術師と、超庶民の傭兵女剣士。

本来なら出会うことすらなかった二人。








ちょっとおかしなラブコメディー。

概要

この背景からは想像もつかないようなコメディーな話です（笑） 　ジャンルでいうと…恋愛コメディーでしょうか。私にしては恋愛メインの話は相当珍しい…むしろ天変地異の前触れ！？な感じです。 　しかし作者が作者なので、純粋な恋愛ものの規定から大きくはずれていることは間違いないでしょう。…恋愛と銘打たなくてもいっそいいかも（汗） 　一言で言えば、突然大貴族に嫁ぐことになった超庶民のシンデレラストーリーです（違） さらに詳しく言えば、見合いばかりに飽き飽きした大貴族の息子が、たまたま目にしたおおよそ女という規定から外れた女剣士を無理矢理拉致って婚約者にしちゃったという、なんともいえない素敵ストーリー！（え？） 　まあ…外面よく内面最悪の大貴族魔術師と、異常に男らしい庶民派女剣士が主人公な時点でどんな笑い話になるかご想像いただけると（笑）

●キャラクター●

ジークヴァルト・エル・ファルマシー
	・年令　２６才 ・性別　男性 ・職業　大貴族。魔術師。 ・性格 　 大貴族『ファルマシー家』の長兄。物腰は柔らかく、美形で、口調も優しい。さらに高身長・高学歴・高収入揃ったまさに三高（古っ） 　外面はいいが、内面は最悪。口調こそ優しいものの、鬼畜で冷酷無比で人を人とも思わない性格破綻者でもある。 　 大貴族でありながら魔術師でもある彼は、それで独自に商売しているらしい。趣味は読書と研究。 　親から決められた結婚にうんざりして、たまたま町で見かけたエルネスティーネを拉致って婚約者にした。別に一目惚れなどではもちろんなく、ただ周りを馬鹿にしたかっただけらしい。相手の都合なんて一切気にしないエゴイストである。

エルネスティーネ・モーテン
	・年齢　２５才 ・性別　女性 ・職業　傭兵 ・性格 　超庶民のエルネスは男ばかりの兄弟に囲まれて暮らしてきたので、女らしくなってほしいという親の願いなどどこ吹く風で異常に男らしい面を持つ。髪は超短髪。口調も男勝り。その上身の丈よりも大きい大剣を持っている。 　口調は悪いが根はまっすぐなので、性格の曲がりきったジークとはまったく性格が合わない様子。普段は傭兵として生計を立てている。 　仕事を終えた帰りに無理矢理ジークに拉致られ婚約者になってしまった、実に不運な星の元に生まれている。一番下の弟が病弱なため、ジークの屋敷を出て早く帰りたいと心の底から願っている。

●ファルマシー家 ●

クロティルデ・エル・ファルマシー

ファルマシー家の大奥様。ジークの母。完璧な息子に完璧な嫁をと考えていたのにも関わらず、どこの馬の骨かもわからない女が婚約者としてきたので激昂している。嫌な継母の典型的人物。

ヴィルヘルミーネ・エル・ファルマシー

ファルマシー家の長女。ジークを慕う…むしろ崇拝しており、兄の婚約者であるエルネスに冷たくあたる。貴族としてのプライドが高いのもあり、エルネスとはケンカの毎日である。

アンネリーゼ・エル・ファルマシー

ファルマシー家の次女。上品で大人しいがちょっと変わっている。ジークの婚約者としてきたエルネスに興味を持ち、そのすべてを慕っている。庶民の暮らしに憧れている節がある。

グレゴール・エル・ファルマシー

大貴族ファルマシー家の家長。厳格な人物だが話はわかる理性派。だがあまり家にいないので家の事情はよくわかっていない。

※ちなみに『エル』というのは大貴族の称号です。







●モーテン家●

ラッセル・モーテン

モーテン家の長男。はっきりいって兄馬鹿。兄弟は男ばっかりなので、たった一人の妹であるエルネスを大切にしている。妹と四男にやさしく、他には厳しい生活を送っている。普段は絵本作家として家で働きながら弟の世話、家事を一手に引き受けている。

ユージン・モーテン

モーテン家の次男。家族の金銭を一手に担うしっかり者。常に冷静にセール品を吟味している。普段は医師として働いており、家族一番の稼ぎ頭である。趣味はチラシチェック。

ロッティ・モーテン

モーテン家の三男。明るく元気だが、女の子を見るとすぐに声をかけるお調子者。妹のエルネスと同じ傭兵に身をやつしている。趣味は日曜大工。

ルイス・モーテン

モーテン家の四男。病弱でほとんど寝たきりの状態。とても心優しい少年。一家は彼の病気を治す為にそれぞれ働いている。趣味は読書。

できれば早いうちに公開したいものです。






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